Story 2

□*思惑
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ミナ side


二週間ぶりのモモおんには


いつもより怒ってて強引で


激しくて余裕のない顔をしてた


わたしが追いかけてくるの待ってて


わざと部屋の鍵を開けておいてくれたり


どれだけ怒っててもちゃんとキスしてくれる


そんなモモおんにが大好き


きっとモモおんに本人は無自覚で


わたしがこう思ってることも知らないだろう


素直に触れて欲しいなんて言えたら


可愛げがあるんやろうけど


そんなこと言えたら苦労なんてしない


こんな回りくどいやり方もしない


嫉妬深いモモおんに


それだけわたしが好きってことで


それだけわたししか見えてないってことで


モモおんにみたいに感情を素直に出せたら


いいのになんて思うまま最後は触れるだけの


優しいキスをくれるモモおんにが好き


でもやっぱり口癖のような


「モモだけのみーたんやから」って


言葉は忘れないみたい


モモおんにの顔がちょっと赤いような


気がするのは勘違いかな?


わざと嫉妬させて触れてもらおうなんて


わたしの思惑はモモおんにはまだ知らない



END





ミモ裏のリクエストでした!
個人的に名井さんには一枚上手でいて欲しい
と言う勝手な妄想を入れ込みました。。
ぱにぐんさん、リクエストありがとうございました!
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