Story 2

□仕返し
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サナ side


久しぶりの休みの日


特にしたいことも行きたいところもないし


ゆっくりお昼まで寝ようと思っていた


「サナー!起きてー!」


ん?誰かが呼んでる気がするけど


サナはもうちょっと寝てたい気分なの


「サナ!!もう18時だよ!」


え、今18時って言った、よね?


ビックリして思わずベッドから起き上がると


目の前でクスクス笑うサナの愛しい彼女


あぁ、騙されたんだなって気づいたけど


ジヒョが笑顔ならいいやって思ってしまう


相変わらず可愛いなぁー


なんて思っていたらジヒョが顔真っ赤にして


「バカ」って言って抱きついてきた


顔どころか耳まで真っ赤にして


サナに抱きついて顔を


隠そうとしているジヒョは


やっぱり可愛くて


名前を呼ぶとちゃんと顔を見せてくれる


顔を見られたことに気づいてアタフタ


してしまうところも全部が愛しい


そんな可愛い反応がもう一度見たくて


サナの彼女は可愛い


そう言うと頬に柔らかい感触と小さめの


リップ音が聞こえた


自分の顔が真っ赤になっていくのが


すぐに分かった


あぁ、ジヒョには敵わないな
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