宇宙ってフォーエバーに続いてそうだけど、実は続いてない

□いち
1ページ/2ページ

8つの惑星が条約を結んだ。

「銀河は僕ら皆のものだ同盟」

半ば強引に結ばせられたこの同盟は、
会議が月一で開かれ、それぞれ惑星の代表者が参加する決まりがある。
そこで1ヶ月の出来事などを話し合い、平和を保っているのだ。


「あれー?今日の司会者おれ?」

司会者はテーブルの北側、真っ正面に一人で座るルール。
ローラーと背もたれがついた椅子に、どかりと腰をおろした。今回の司会者は3Z☆のイケメン教師、坂田銀八先生

あ、この☆は「星」と読んでくれて結構ですコノヤロー


「何一人でぶつぶつ言ってんだよ。さっさと始めろ。」

「へいへい、そう慌てなさんな土方君。
じゃ、出席をとりまーす!」


学校じゃねェんだぞ、なんて言いたそうな視線を沢山もらった気がしたが無視。


「えーと、俺はいるから○だろ?…坂田くーん」

「名前で読べよ、分かんねェじゃん」

「坂田金時くーん」

「はーい」

「坂田銀時くーん」

「へーい」

「沖田、マダオ、マヨ、高杉」

どうせ神威以外来てんだろ。

「はは、そうさ。俺はどーせマダオだよ
今日も元気にマダオってるよ!」

「…突っ込む気も失せた。さっさと始めろ。」

「…てか、今日は土方さんでしたっけ。俺はてっきりマヨ方の方かと思ってやした。」

「今日は俺だ。」


説明しよう。

土方十四郎が持つ瞳孔☆は
半分が真選組土方が所有し、もう半分を半分にしたのをヲタク土方とマヨ土方が所有しているのだ。

つまり、瞳孔☆の代表者は計3人。代わり番こで会議に参加させてあげてます。


「…オイ、また一人言が筒抜けだが、」

「さぁて、じゃあ話し合おっかな。」


「先生ー、高杉の野郎が来てやせーん」

「またあ?」


先月の会議にも出席していない高杉に、この場にいる全員が疑問を抱く。

高杉晋助、
太陽から月の次に遠い惑星・鬼兵☆の代表者。
最近は犬を飼い始めたらしい。



「銀八せんせー」

「なあに坂田くん」


だから名前で呼べって!
文面じゃ分かりずれェよ!


「…坂田銀時くん、発言どうぞ」

「すっかり忘れてたんすけどぉ、なんか最近ミントン☆が太陽に向かって直進してるらしーいんです」

「マジでか」

「おい、それ俺の台詞」

「ホストは「マジでか」なんて言葉使っちゃいけませーん。「本当なの?ぼくの可愛い子猫ちゃん」と言いなさーい」

「今時いねェよ、子猫ちゃんなんて口説く奴」

「…するってェと、ミントン☆は太陽の餌食になるって事ですかねィ。
……ところで、ミントン☆って何ですかィ?」

「無知だな。山崎の☆じゃねェか、そこは。」

「土方さん、よく見るテレビってトレ○アの泉ですかィ?」

「斬るぞ」





なんて
脱線の脱線を重ねて、僕の母☆の話はそのままうやむやにされた。





イチ
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ