お話
□*独占欲
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ミナside
目が覚めると横にはモモおんにがいた
あれからわたしはそのまま寝てしまってたみたい
腰を起こすと激痛が走る
(さすがにやりすぎた…)
ちゃんと服を着せてくれて布団も被らせて、一晩中抱きしめてくれてたのだろう
布団の中はふたりの体温で温かくなっていた
布団から出て洗面所に行って鏡を見ると羞恥心が湧きやまない
首筋、鎖骨、胸の谷間、腕、お腹、足
ありとあらゆる場所にモモおんにの独占欲の塊があった
(明日撮影なのに…)
そうは思いながらも、モモおんにからの愛を嬉しく思う自分もいる
「…みーたん?」
その跡を指でなぞりながらぼーっとしていると、背後から聞こえる愛しい人の声
『モモおんに…おはよう』
「おはよう〜」
『ひゃあっ、ちょっと、っ、朝から何して、、』
「愛を育もうと思って」
わけのわからないことを言いながらわたしの服を淡々と脱がしていくモモおんに
『んぅ、ふ、っはぁっ、だめっ、てばぁ、、』
「そう言う割には体びくびくしてない?」
ニヤニヤしながらわたしの体を触るモモおんにはもう止められない
わたしはされるがままモモおんにの愛を受け止めた
End