お話
□嘘つき
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翌朝、ナヨンおんにの部屋に行くと、ぐっすりと寝ているナヨンおんにがいた
「…ナヨンおんに」
話しかけてみても起きない
軽く揺すって起こそうとすると、服の隙間から谷間が見えた
(朝っぱらから変なこと考えてしまうやん…)
そう思ってると、谷間のところにキスマークがあった
その一瞬で昨晩何があったのか思い出した
(最後までしたんだ)
ものすごい嫉妬心や怒り、独占欲がわたしを支配する
「…ナヨンおんに、起きて」
『ん、んん〜…モモやぁ、』
何事も無かったかのようにわたしの腰に抱きついてくるナヨンおんに
「昨日、何時くらいに帰ってきたん?」
『ん〜、2時くらいかな、、』
「ふーん…」
嘘つき。
本当は12:30に帰ってきてたはず
帰ってきてから何をした?
ジョンヨンと何をしてたの?
そう問いただしたいけどできない自分がいる
『モモ、、』
「、っん、、なに?」
いきなりキスをされて驚く
こんな些細なことでもジョンヨンとのキスはどう?
とか
そうやってジョンヨンにもキスするんだ
とか考えてしまう
『モモ、大好きだよ』
ナヨンおんには嘘つきだ