お話
□*近くて遠い
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サナside
ん、ミナどこ行った?
いつの間にか楽屋から居なくなったミナを探しに外に出ようとする
「サナ」
「ん?どしたんモモりん〜」
「ちゃんとミナ見てあげなよ」
突然モモから言われて不思議に思う
「分かってるで〜」
「何が分かってるん、ミナがいつもどんな気持ちでサナのこと想ってるか分かってんの?」
いきなりけんか腰になるモモにちょっとイラッとする
「なに、モモりんいきなりどしたん?なんで怒ってるん?」
『っ、モモおんに!いいから!!』
「でもっ、」
『お願いだから、やめて、、』
どこかから帰ってきたミナとモモが目を合わせてそう言う
何?なんで2人の間で納得してんの?
1度生まれた嫉妬心は中々消えてくれない
いつの間にかわたしはミナの腕を掴んで楽屋から飛び出していた