お話A

□とんだ嘘
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ミナside






サ「ああ!!モモあかんって!」



モ「モモのみーたんやからいいの〜」



サ「せやからって太もも触るのは無しやろ!」



モ「みーたんの太もも気持ちいい〜」



サ「話聞けー!!!」






朝から楽屋に入ってソファに腰を下ろした瞬間わたしの両隣に座ってわーわー争ってる2人




2人とも声大きいから楽屋中に響き渡る






サ「まったく、みーたんもなんか言わなあかんで?」



『え、別に…2人とも好きだもん』



「「……かわいい」」



『ん?』






一瞬にして席を立ってひそひそと話し出す2人




喧嘩したり仲良くしたり不思議




話し終えたのか、また両隣に腰を下ろす






サ「なあなあみーたん」



モ「モモとサナどっちも好きって言ったやん?」



『?言ったけど…それが何?』




「「じゃあ付き合おうよ」」






いやいやいやいや、なんでそうなる






『恋愛対象としての好きじゃなくてね、、その、』



モ「モモの方が好きとか?」



サ「そんなわけ!サナの方が好きやもんな?」






物凄い剣幕で顔を近付けて言い寄ってくるサナおんにとモモおんに




そんなことより2人の表情が怖すぎて何とも言えない






ナ「なにしてんの3人で〜」



『あ、ナヨンおんに』



ナ「もう2人してミナに手え出さないでよね〜、わたしの恋人なんだからさ〜」




「「…………え?」」




ナ「あれ、ミナまだ言ってなかったの?」



『ナヨンおんにっ!変な嘘は、』



モ「サナ、トイレ行こうか…」



サ「せやな…」




ナ「何この空気〜(笑)」






ケラケラと笑いながら2人を指さすナヨンおんに




嘘だと気づかずにフラフラとトイレに向かう2人の後を追う




ナヨンおんにの嘘のつき方本当に聞こえるからやめて欲しい…






サ「まさかナヨンおんにと付き合ってたとはなあ…」




モ「想像も出来んかった…」







2人でなんかさっきの嘘の話してるし!






『サナおんに!モモおんに!さっきの嘘だから!!!!』






ピタっと足を止めて後ろを振り向いて近付いてくる




さぞかし不機嫌なのかと思いきや






サ「みーたん、それほんとのことやんな?!それも嘘ちゃうよな?!」




モ「あ〜、ほっとしたあ、、」






半分泣きそうになりながら2人で抱き合う





誤解が解けて良かった…






サ「じゃあ遠慮なく…」




モ「…いただきます」



『え、えええええ?!?!』






上の服に手をかけられて押し倒される






『待って待って待って!ここ廊下っ!』



モ「廊下やなかったらええんか〜、そうかそうか〜」



サ「帰ってから楽しみやな、ももりん♡」






もうこの2人には何言ってもダメみたい。




2人が満足するならなんでもいいや




そう思いながら3人で楽屋に戻った






END
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