お話A
□*嫌だ
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ジヒョside
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。
その手に触れていいのも、その頬に触れていいのもわたしだけなのに
今日も朝から楽屋でわーわーはしゃいでるサナとダヒョン
ここまではいつもと何ら変わりないからわたしも何も言わない
でも、、、でもさ。
流石にほっぺにキスはダメだよね?
「あ〜!ダヒョンがポッポした〜!」
ダ「ちがっ、サナおんにがほっぺ近付けて来たんでしょ、っ!」
幸せそうに笑い合う2人を見ると、嫉妬というイライラが爆発しそうになる
(こんなことで嫉妬してどうする)
そうは思うけれど1度込み上げたイライラは中々収まってはくれない
だからと言って、サナの所まで行って「やめてほしい」なんて言う勇気もない
いつになったら自分で言えるときが来るのだろう
ここにいるのが嫌になってわたしは楽屋から飛び出した