お話
□愛おしさ
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ミナside
久しぶりの休日をソファに座ってダラダラと過ごす
隣にはわたしの大好きな人
「んんん〜〜、みーたん〜、」
『モモおんにくすぐったい〜』
いきなり抱きついてきたかと思えば、わたしの首元に顔をスリスリとするモモおんに
「ねえ、久しぶりのお休みだよ?」
『うん、そうだね』
「ほら、そういうのとか最近ずーーーっとモモお預けされてるやん」
『だってモモおんに1回で終わってくれないもん』
わたしの太ももを撫でながら、何としてでもしたいのか、首元にキスをされる
『んっ、、ダメってば、っ、、』
「なんで??…そろそろミナ不足。充電しないと」
そう言って今度は唇に深いキスをする
モモおんにのとろけるようなキスのせいで力が入らなくなってしまったのを良いことに、そのまま押し倒される
『まって、、、ここじゃみんな来ちゃう…』
「無理…もう我慢できない」
そう言って、再びキスをされる
自分の口から漏れる声に恥ずかしくなって、モモおんにの肩を押して離れると、少し不機嫌になるモモおんに
「…そんなにいやだ?」
『ちが、そういうんじゃなくて、、恥ずかしいから…』
すると一気に表情を明るくして、上の服に手をかけ出す
『ねえ、本当にここでするの?』
「うん、声…我慢しないと聞こえちゃうかもね?」
少しニヤッとして上の服のボタンに手をかけた瞬間、ドタドタと走ってくる足音が聞こえてきた
急いでお互い離れて、ソファに座り直すと、リビングに入ってきた人物は息切れしながらわたしたちに話しかける
ナ「あ〜、寒すぎて死ぬかと思った」
ジョン「本当に!…あれ、二人とも何してんの?」
寒そうに両手で自分を抱きしめながら話しているナヨンおんにとジョンヨンおんに
その二人に話しかけられると、モモおんには誤魔化して「あ、映画見てた!」と言ったけど、テレビは思い切り昼ドラのチャンネル
ナ「あ〜、ごめんね邪魔して」
ジョン「まあそうだね、しばらくしてなかっただろうし……ゆっくりしなよ」
何かを察したのか、すぐにリビングから消えて行く2人の後ろ姿を見て、モモおんにはホッとしている
「あっぶな〜〜…みーたんの色んなところ見られるところだった」
また抱きついてそう言うと、そこから動かなくなったモモおんに
『?モモおんに、しないの?』
「ぅん〜…あの二人どこにいるか分かんないから今日は我慢する…」
眉毛を垂らして少し残念そうに話すモモおんにが愛おしくて、自分からモモおんににキスをする
『…モモおんにまた今度ね?』
「うん…でもみーたんとそういうのしなくても、みーたんがいるだけで幸せだから…我慢するもん…あ〜、でもやっぱりみーたんの喘ぎ声聞きたかったなあ」
変なことまで口走るモモおんにの肩をべしっと叩くと、「へへ、ごめんね〜」と言って顔を近付けてくる
「明日…絶対する」
独り言のようにそう呟いたモモおんにの横顔が幼い子供に見えて、なぜだか分からないけど幸せに感じた