お話

□*12月29日
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サナside






今日はわたしにとって特別な日




誕生日




『明日はサナおんにの誕生日だね!』って昨日の夜ウキウキしながら言ってたくせに、リビングで目が合っただけで何も言ってこない






モ「お!サナや〜!センイルチュッカヘヨ〜!!!」



「ありがと!」



ナ「サナや〜、サランヘ♡」






ほかのメンバーから祝われる中、あいつはまだサナの所に来ない




誰よりも祝ってほしいのはダヒョンなのに




ナヨンおんにから「センイルソンムル!」って言われて何かと思えばほっぺにキスをされた






「ナヨンおんに唇柔らかいね〜」



ナ「ん?キスしたくなっちゃった?」



「するならサナからすんごい深いやつしてあげるよ」






冗談でそう言うと、ケラケラ笑うナヨンおんに




つられてサナも笑う





(てかまだ来ないの?)





リビングに来てから数分経ったのにまだ来ないダヒョンをじーっと見つめる




するとたまたまこっちを見ていたダヒョンと目が合った




でもダヒョンの顔はなんか…怒ってる?




すぐにプイっと向こうを向いて、チェヨンと仲良さそうに話し出す




いいよ、そっちがその気ならこっちだって無視してやる




変に頑固なわたしは夜9時になるまで本当に一言も話さなかった
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