お話

□*甘え下手
1ページ/1ページ

サナside






ムスーーーっとした顔でソファの上に体育座りをして座っているわたしの恋人






「ジヒョや〜、どうした?」




『何も無いもん…』




「じゃあなんでそんなに拗ねてるの〜」




『…拗ねてないもん』






明らかに拗ねてますよね…





何に怒ってるのかも教えてくれないなら言ってくれるまで聞くまでだ






「なあジヒョ…」




『…っ、なに?』




「どうして怒ってるん?」




『怒ってないってば、』






目を合わせようともしないジヒョ






「なんで目合わせてくれんの〜、サナ泣くで」




『だって……』




「ん?だって何?」




『クリスマスなのに、、甘え方とか分からないから、いちゃいちゃとかもできないもん…』






思わず頬が緩む





怒ってる理由が可愛すぎてニヤニヤが止まらない






『むぅ…なんで笑うの』




「もうジヒョ可愛すぎ…」




『んぅっ、、ふ、』






自分の膝の上に乗せてた顔を持ち上げてキスをする





段々と力が抜けるジヒョの体をソファに押し倒して上の服に手を掛ける






『んはぁっ、まって、っ、、』




「っ、ん?なんで?」




『部屋…行こう?』






肩を押されて何を言うかと思えば…





確かにリビングでするのはまずい





ジヒョのおでこにちゅっとキスをしてお姫様抱っこをする






『やあっ、下ろして、、っ!』




「だーめ、あんまり暴れると落ちるよ?」




『だってっ、んんっ、、』






うるさい口は塞いじゃえ




目をとろんとさせて抵抗しなくなり、腕をサナの首に回してバランスを保つ









軽く開いていた部屋のドアを足で開けて、ベッドにジヒョを下ろす






同室のミナとナヨンおんにはデートに行ってるから居ない





『優しくして…?』






上目遣いでノックアウト





今夜は寝かせないからね?







END

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ