お話
□嘘つき
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モモside
…バタン
扉が閉まる音が聞こえる
玄関だろうか
(ナヨンおんに帰ってきたんかな?)
今の時刻は12:30
帰りが遅くなると言っていたから、ナヨンおんにだと思う
リビングまで行こうと思い、布団から出ようとすると隣にいるはずのジョンヨンがいない
(ジョンヨンも遅いって言ってたかな?)
ジョンが居ないことに少し不安になる
まあ大丈夫だろう、そう思いリビングに行こうとすると、誰かの話し声が聞こえる
(ナヨンおんにとジョンヨン…?)
みんなが寝静まった宿舎に二人の声が響き渡る
『ゃ、ジョンヨン、、っ、』
「ナヨンおんに…かわいい」
(え?)
理解ができなかった
リビングのドアに手を掛けた瞬間、ナヨンおんにの喘ぎ声が聞こえる
そのあとにはジョンヨンの声
浮気
その言葉しか頭に思い浮かばなかった
こっちに二人が来る足跡がしたから急いで自分の部屋へと戻った