ONCE book3
□偽桃
1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
ジョンヨンside
モモ、可愛くなったね
最近、ファンのみんなのそういうコメントが多くなった気がする
なんだか胸が痛い
今までずっとモモには素を見せてきたのにここ1年くらいはずっと愛想笑いで、他人行儀に振る舞ってる気がする
私たちは3年前…デビュー少し前頃に
付き合い始めた
モモが、SIXTEENで復活して、
TWICEメンバーが正式に決まった日の夜…私はモモに呼び出された
モモ「ジョンヨン……」
ジョンヨン「ん？」
モモ「なんだかほっとした」
ジョンヨン「私も…
でもそれはデビューが決まったからなのかモモが隣に居るからなのか
よく分からない」
モモ「ジョンヨン…あのねっ」
ジョンヨン「分かってるよ…言わないでいい」
こういうことでしょ？
そう言わんばかりに私はモモにキスをした
モモは泣いてた
ずっとずっと両片思いだったから
鎖が解けたようで…
でもまだ不安があって…
よくわからからないまま初夜は過ぎていった
それから半年
モモ「ジョンヨン、サナにうちらのことゆってないやんな？」
ジョンヨン「え？知らないよ」
モモ「なんかな、サナがなジョンヨンと話してたらな！めっちゃにやにやしながらハートしてくんねん」
ジョンヨン「もしかして昨日の夜してた時ドアの隙間空いてたかも」
モモ「嘘やん！聞かれてたん！？最悪」
ジョンヨン「モモが大きい声出すから」
モモ「ジョンヨンのせーやし怒」
初めてメンバーにバレて
初めてモモにキレられた
まぁすぐに豚足やったら落ち着いたけど←単純
それから１,２年は
モモ「ジョンヨン〜♡」
ジョンヨン「んー？」
モモ「サランへ」
ジョンヨン「じゃあポッポは？」
モモ「ちゅ」
ジョンヨン「なでなで」
ナヨン「最近あいつら公開しすぎー」
ジヒョ「ナヨンオンニ興奮しないで」
サナ「ジヒョちゃんポッポしたげよーか？」
ジヒョ「いやー」
ミナ「なにしてんの笑」
ツウィ「それにしてもお似合いでいいですね」
チェヨン「ほんと、理想だよね」
ダヒョン「もう隠さないとこもいいですね」
普通にメンバーにもバレててそんなことも気にしなくなって、公開リア充してた。あの時はすごく楽しかったな
でも…モモの最初に変化に気づいたのは私だったと思う