ONCE book2

□やり直そう
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※私だけのもの続きです






ミナ「ナヨンオンニ♡」






ナヨン「ミナ?泣」





ミナ「大好きだよ!」





ここはどこだろう…何だかとても暖かく、まわりが明るい気がする





そして大好きな恋人がいる




バサッ


ナヨン「はっ!」





なんでこんな時に限って…




ミナの夢なんて見てしまったの






もうミナは戻ってこないのに…






もっと早く気付けばよかった…






私は最悪なやつだ…あれ?もう夜の8時?







今日はレッスンを休んでしまったけど







そろそろみんな帰ってくるかな






モモ「ただいまー」






ミナ「…」





モモ「ミナ、早く部屋行こ」






モモとミナの声が聞こえる







ミナ「モモオンニ…あの
お願いが…」







モモ「なに?」







ミナ「ナヨンオンニの…」


ドンッ




モモ「ナヨンオンニの話しないで」





ミナ「お願い…」






モモ「まだ弱かったみたいやね
もう1回あの牢獄に叩きつけようか
ほら行くよ!」





ミナ「いやっ…嫌だ!ごめんなさい」






ミナが…連れていかれる!






気づいたら部屋から飛び出ていた






ナヨン「ミナ!!!」





ミナ「な、なよんおんに泣」





モモ「オンニ…どうゆうつもり?」




モモがすごい形相で睨んできた






手には刃物を持っている…





このままだったらモモもミナも私も危ない…





ミナのところまで走って抱きしめた




グサっ





ミナ「オ、オンニ…」


肩を刺された…?



ミナの顔が強ばっている……




モモ「…う、うそ…」





モモはガクガクと震えている




私はモモが握っている血塗れの刃物を奪って自分の手に持った





どんどん意識が遠のいていく




せっかく…ミナを取戻したのに





死ぬのか…私。





ミナ「ナヨンオンニ!ナヨンオンニ!」





ミナの涙がこぼれてくる




ナヨン「ミナ…ごめんね泣
大好きだよ」




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