ONCE book2

□私だけのもの
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ポタ ポタ






ここ…どこ?






いたっ…頭うったみたい…






真っ暗だ…怖い






誰か助けて







ナヨンオンニ助けて






ギギギィィ


え?誰?怖いよ…ナヨンオンニ…助けてよ…






ミナ「え…モモオンニ?」




真っ暗で湿ったこの場所に





不気味な笑みを浮かべるモモオンニ






明らかにいつもと様子が違う






モモ「ミナ…やっと…やっとももりんのになった…」






そういいながら耳を舐めようとする






ミナ「いやっオンニやめて!」



パシッ




抵抗すると思いっきりビンタされた…





そしてナイフを首に突きつけ





今度は切ろうとしてきた





とっさに避けたけどまた…くる





怖い…怖いよ…オンニどうしちゃったの






モモ「ミナはナヨンオンニなんかといちゃダメだよ…モモと居なきゃ」







頭をなでられる






だけど今のモモオンニには恐怖しか無かった






ミナ「モモオンニ…ここから出してよ…
お願い」





モモ「何で?ここから出たら真っ先にあいつのとこへ行くでしょ
ナヨンオンニのとこへ」





ミナ「だって…私は…ナヨンオンニといたいよ」




チッ




モモオンニが大きな舌打ちをし





私に襲いかかったきた




怖いよ…ナヨンオンニ
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