ONCE book2
□わざと?
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ザーー
雨の音…ここ最近ずっと雨だ
梅雨の時期は嫌いだ…じめじめするし
なんだか…私の心まで湿っているような…
まぁ…その原因は雨のせいだけじゃなくて
今そこでサナといちゃついてる
モモのせいでもあるんだよね
モモ「サナ〜雨すごいなぁ」
サナ「そーやな…寒い」
モモ「じゃあももりんが暖めたる」
モモがサナに抱きつく
サナ「ありがとぉ」
最近こんなことが多い…
一応私とモモは付き合ってるのに…
なんか今までなんともないって感じで
スルーしてきたけど…
最近はすごく…イライラする
だけど私ガールズクラッシュじゃん?
こんな嫉妬してるなんて似合わないよ
モモ「サナ〜♡
ちゅーしよ」
サナ「え?でもジョンヨン(小声)」
モモ「どーせ見てへんって笑」
あー全部聞こえてんだけど平井さん?
わざとやってるようにしか見えない
もういいや…外行こ…
そのあとはぼーっと考えながら
仕事をしていた
そして夜…
部屋ではモモと二人っきりだ
気まづい雰囲気の中…
突然モモが言い出した
モモ「ジョンヨン…おこってる?」
ジョンヨン「自覚はあるの?」
モモ「サナと…いちゃいちゃしすぎた?」
ジョンヨン「それはいき過ぎてなければいい」
モモ「じゃあ、なに?」
ジョンヨン「どーせ見てないって言った…」
モモ「だってジョンヨン
最近全然かまってくれへんかったやん!怒」
ジョンヨン「モモがサナとずっと一緒におるからやろ」
モモ「じゃあ奪ってでも来てくれたら良かったのに!」
ジョンヨン「なんかプライド的に無理だったの!」
モモ「もぉ!全部ジョンヨンがカッコいいのが悪いんやから///」
ジョンヨン「はぁ?///」
モモ「ジョンヨンがかっこいいから
サナに自慢してたんや!そしたら話弾んで…」
ジョンヨン「///」
恥ずかしがっていたら…
モモ「ジョンヨンミアネ」
頭を撫でられた
ジョンヨン「ずるい…そういうことするから」
モモ「嫉妬してくれてたんや
ありがとう」
ジョンヨン「もぉ!好きだよ
モモャ///自慢してくれてありがとう」
モモを強く抱きしめた
END