聖闘士星矢

□聖闘士星矢
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カノンたち三人はラダマンティスの登場に少し驚く。
カノン「三巨頭の貴様がまたまたお出ましとはな・・・ちょうど良い。雑魚続きで腕が鈍っていた所よ。」
ラダマンティス「お前たち、それほどまでにペガサスの後を追いたいらしいな。」
カノン「何?」
氷河「どういうことだ?」
紫龍「まさか、貴様が星矢を?」
ラダマンティス「そうだ。俺が殺った。そして今ペガサスはコキュートスの氷地獄に居る。そこは神に無法をたてた最も重い罪人か落とされるところ。ハーデス様に逆らう聖闘士たちの末路には最も相応しい場所だ。」
紫龍「そ、そんな・・・」
氷河「星矢が?」
カノン「狼狽えるな。仲間の死を悲しんでいる暇があったら目の前の敵を倒せ。自分たちの成すべきことを忘れるな。」
ラダマンティス「フフフフフ。」
カノン「何が可笑しい?」
ラダマンティス「何がアテナと供に地上を守る聖闘士だ。仲間に裏切られたとも知らずに。呑気なものよ。」
紫龍「仲間に・・・裏切られただと?」
ラダマンティス「そうだ。お前たちの仲間であるアンドロメダは・・・いや、あのお方はハーデス様としてこの冥界に君臨なされた。」
カノン紫龍氷河『❗!?何?』
紫龍「しゅ、瞬がハーデスだと?」
氷河「馬鹿な。それは一体どういうことだ。」
ラダマンティス「いちいち説明する義理はない。チョロチョロと子ネズミのようにはい回るお前たちをペガサス同様コキュートスの氷地獄に落としてくれるわ。」氷河と紫龍はカノンに促され先へと進む。カノンにより殺されかけたラダマンティス。そんなとき残りの冥界三巨頭が現れたのだった。その後、冥界三巨頭が相手となり苦戦するカノン。ミーノスに操り人形のように遊ばれるカノン。止めをさされかけたとき一輝が助けに来てくれた。
一輝「手を貸そうか。カノン。フッ。しかしお前は助けを借りるような男ではなかったな。」
カノン「それよりも一輝よ。思いがけないことが起こっているぞ。お前の実の弟、アンドロメダ瞬が冥王ハーデスだと言うのだ。」
一輝「何?瞬がハーデスだと?フフフ。馬鹿なことを。瞬は生まれた頃からずっと俺と育ったんだ。何でアイツがハーデスなものか・・・。」
アイアコス「ほう?お前がハーデス様の兄貴だと?」
ミーノス「ならば安心しろ。ハーデス様はコキュートスのジュデッカにてパンドラ様がお守りしているからな。」
一輝「何?パンドラだと?」一輝はパンドラと言う名を聞いて昔の事を思い出した。そしてハーデスは何故瞬の体でなくては駄目なのか、何故瞬は受け入れたのかを考え出す一輝。そのため敵に攻撃された。
カノン「一輝❗」涙を流す一輝。
カノン「一輝・・・。」
一輝(そうか。分かった。分かったぞ。瞬は死ぬ気なのだアイツはそう言う奴だ。)敵を吹っ飛ばし
一輝(瞬。お前は昔から無茶をする俺をよく心配していたな。デスクィーン島に行くと決めたときも。聖闘士として戻ってきてからも。それがなんだ、俺に言わせれば無茶をしているのはお前の方だ。取り戻す。この俺が、この鳳凰の羽ばたきで。弟を、瞬を取り戻す❗)
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