夢 長編
□彼女(?)とのデート 1
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少し移動し、真島のオススメの店『バッカス』についた。
『おぉー、いい感じのお店ですね!』
「せやろー?ここオススメやで!」
『オススメを教えて貰えるなんて、ありがとうございます!』
ふわりと笑う。
「ま、まぁな!ほな、座ろか!」
真島は照れながら名無しと席に座った。
名無しをメニューを渡し、真島はマスターにいつもの、といった。
『いつも、で通じるなんて...常連さんなんですね!あたしは...何にしようかなぁ?、どれもアルコール度数が高いからなぁ...』
うーん、と唸りながらメニューを選んでいる名無しをみて真島は、
「マスター、なんかこの子にあうカクテル作ってやってや!」
「かしこまりました。」
『え、いいんですか!?うわぁ!嬉しい!』
名無しは目をキラキラさせた。
真島はそんな名無しをみて、
「好きなんやなぁ...」
ボソリと呟いた。
『え、なにか言いましたか?』
「い、いや、なんでもあらへんよ!」
真島はドキッとしながら名無しを横目でみた。