夢
□第1話
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蛇「(なんなんだこの女、さっき襲われてた時から叫びもしねーで)」
蛮「おい蛇骨、早まるなよ。
せめて晩酌が終わるまで待て。」
蛇「はぁ!?この女連れてく気かよ!?」
蛮「別にいいだろ。お前昼間の女、全員切っちまったんだからよ」
蛇「冗談じゃねーぜ!せっかくの酒もまずくなっちまうっつーの!」
蛮「んじゃー…首領命令だ。
とりあえず連れてく」
蛇「こんな時ばっかずりーよ大兄貴〜っ!」
蛮「さっきから本当にやかましいヤツだなおめぇは!」
蛇骨の頭にゲンコツを一撃。
蛇「いってぇーっ!!」
蛮「黙ってついてこい」
蛇「ちぇ〜っ」
「ついてこいよ」と女の腕を引っ張る蛮骨の後ろを
まるで恋人を取られたかのように頬を膨らませぶすくれながら蛇骨がついていく。
。