℃-uteな夢4

□夜逃げ
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その夜 
名無しさんの母親から電話がかかってきた 
「矢島さん、うちの名無しさんは将来、大学を出て安定した収入の人と結婚する事を考えておりますので…アイドルを辞めることにしました事務所にも伝えてください」
 

「えっ…ちょっと待ってください名無しさんさんと話をさせてください!」 

 
ガチャップープー… 
電話は切れた 
 
ガチャッ!!バンッ 

舞美は 
名無しさんの家に走りだした 


「お母さん…勝手なことしないでよ!!私、辞めたくない!!」 


「名無しさん、お母さんは名無しさんの幸せを考えてるのよアイドルなんて辞めなさい…」

ガチャッ… 
お母さんは名無しさんの部屋に鍵をかけて閉じこめた 



「お母さん、、!出して出してよっ」 
 

「少し反省しなさい」 


  


 
「グスッ…何で分かってくれないの…私は…」 
ガタッ



「名無しさん!」 



「えっ!?舞美っ」 



舞美は息を切らしてベランダに居た
そっと開けた
「びっくりしたよ…名無しさん辞めるって」 



「違う…お母さんが勝手に」 
 
「名無しさんの意思じゃないんだ//じゃ逃げよっ…」

「えっ?」 

キョトンとした名無しさんを舞美はおんぶした 

「舞美っ//」 

「しっ…行くよ!」 

 
「ちょっと名無しさん、あらっ矢島さん?!」 


「名無しさんを連れていきます…名無しさんは辞めたくないので!」 


舞美は名無しさんを背負った状態で声を荒げるお母さんを振り切り
夜の町をかけていった



「舞美…ありがとっ…//」

 
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