小説
□君の声は
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お前の声は皆を魅了する
でも1番魅了してんのはオレだ
そうだろ?だってオレはお前の彼氏なんだからよ
ーー今週のソーサラースペシャルゲストは今老若男女関係なく大人気のルーシィちゃんです!
ーーこんにちわ!
ーーこんにちわ、さて皆さんも知っている通りルーシィちゃんには彼氏がいます!その彼氏とは今どんな状況ですか?
ーー彼氏ですか?最近は会っていないけど毎日電話はしてますよ!……でも少し寂しいですね(´^∀^`)
ーールーシィちゃん達はラブラブですもんね〜
羨ましいわ( ̄∀ ̄)
「………………良かったねナツ!ルーシィ寂しいってよ(o ̄∇ ̄o)♪」
「うるせぇ………」
テレビから愛しい彼女の姿を見ているのは噂のルーシィの彼氏
ルーシィは芸能界デビューをして直ぐに売れた
その時の異名が歌姫
歌が入っていて分かると思うがルーシィは歌手として芸能界で活動している
そんなルーシィの彼氏がオレ
ルーシィとの出会いはアイツの高校の入学式の日に初めて会って色々と話していくうちに惚れていった
好きという感情を知った時は直ぐに告白すべきか迷ったがうざい事に変態野郎に誰かに取られる前にと言われ即告白をしてなんと
あたしも先輩が好きです!
って言われたんだ
それからはもう学校でもラブラブしてていつも先生に怒られていたがルーシィの芸能界デビューが決まってから会う機会が少なくなりイチャイチャが出来なくて色々と溜まっているのだ色々と……
ーーそれじゃぁ歌に移りましょう
ルーシィさんの曲で守る為
ーー〜〜〜〜〜〜〜〜♪♪♪
前奏が流れ始めルーシィが歌い出す
いつも綺麗な声で表情で誰もがお前に魅入るのは分かりきったこと
でもオレはお前にあまり目立って欲しくないな………
お前の可愛い所とかオレだけに見せる色っぽい仕草とか知ってる
のはオレだけでいいんだ
彼氏が居ると分かっていても手を出す奴は山ほど居るし
オレもいっそ芸能界デビューしようかな…
そう考えているうちにルーシィの歌は終わっていて次のトークへと入っていた
「本当ルーシィの歌は癒されるよね」
「当たり前だろ?オレのルーシィなんだからよ」
オレの後ろでテレビに映っているルーシィを見ながらリサーナは言う
ーーピロン
オレがテレビを見ていたら携帯がなった
この音はLINEの音だ
「何?LINE………」
「ルーシィからだ」
「へぇー良かったね」
リサーナと話しながらルーシィから来たLINEを見る
ーーテレビ見てくれた?あの歌ねナツへ向けたちょっとした手紙なんだよ♪
ーじゃあオレに向けた歌か?
ーーそうなの!で感想は?
ー良かったぞ…それに嬉しい
ーー喜んでくれると嬉しいよ!あっ!それと明日休暇を貰ったから学校でも会えるしデートも出来るよ
ルーシィからのまさかの言葉にナツはテンションを上げ明日の計画を早速練っていた