探偵

□謎の女性?
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緋色side

公安での激務を終えた俺はフラフラになりながら家に帰った。


部屋にはルナと知らない人間がいて、角度的に肩から上の後ろ姿しか見えないが髪型から女性だとはわかった。
てか、お下げ髪とか昭和かよ


「ルナ、お客さんか?」

警戒を緩めずにルナに聞く



「は?輝くん何言ってるの?」

ルナが不思議そうに聞いてきた


「仕事のやり過ぎで頭がおかしくなったのか?」

赤井の声もして部屋を見回すが姿は見えず視線を女性に戻した。


「大丈夫か?」

赤井の声とともに女性が振り返り目が合う。

その女性は赤井の顔をしていた。



「!!!!!!!?あ、あ、あっっ赤井!!?」


さっきまで女性だと思っていた後ろ姿が赤井のものだと気づいて思わず叫んでしまった


「何を驚いて……ああこれか?」


「お前!何してるんだ!!」


「ルナに髪を貸していただけだ」


「どう?綺麗にできてるでしょ?私の自信作!!」


「何で赤井にやったんだよ?面白いだけだろ?」


「秀兄の髪の毛って長くて綺麗だし、ヘアアレンジの練習には丁度いいから」

「だからって何で昭和スタイルを選んだんだよ?」

「気分!」
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