探偵

□再会
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今日は秀兄が日本に帰ってくる日だ。帰ってくるといってもFBIの仕事でだけど、今日からまた一緒に住めることになって私のテンションは最高潮だ。

昨日から秀兄の部屋の掃除をしたり、秀兄が置いていった服を全部洗濯したりして過ごしていた。

もうすぐ家に着くはずだと思いお茶の準備を始める。


ガチャ


帰ってきた!!!


「秀兄!おかえり!!」


「ただいま」


思わず秀兄に駆け寄って抱きつく。やっぱりタバコの匂いはして、家ではベランダで吸ってもらわなきゃと思う。


「秀兄お茶の準備してあるから飲もっ!早く荷物置いてきてね」


キッチンに戻りコーヒーと紅茶を淹れて付け合わせに手作りクッチーも用意する。
このクッキーは零くんに教えてもらって作った自信作だ。


リビングに持っていくと秀兄がソファーに座って待っていた。

「はい、コーヒー。それからクッキー焼いてみたんだ。上手くできたから食べてね」


「お前がクッキーを焼くなんて初めてだな」


「最近零くんが料理教室を開いてくれて色々と教えてもらってるの。零くん料理作るのも教えるのも上手いんだよ」


「彼らと上手くやれてるようで良かった」


それから他愛もない話をして過ごした。
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