「やっ……ふっ、っあっ!!」 クロスに与えられる刺激から必死にシーツを握り締め、体を震わせて耐えるシルク。 「っ…ふっ… あッ…!」 ひたすら快楽を与える為だけに刺激してくるクロスの指使いに、シルクはぎゅっと目を瞑った。 クロスはシルクの声が苦しげなそれから甘い吐息に変わるまで、ただひたすら優しく刺激を与え続ける。 そして、 「そろそろ、か」 「……ったいっ!!」 もうそろそろ解れたかとクロスが自身のモノをシルクのそこに宛がった途端、再びまた顔を歪めて泣き出すシルク。 「…力抜け馬鹿!!」 「っひ……うっ…」 もう何度目かのこのやり取りに、さすがのクロスも苛立ったように声を荒らげた。 けれどもシルクはただ無理だというように首を振って、泣いて。 「無、理…だよクロスっ…そんなのっ… そんなの入らなっ、…」 「だから慣らしてんだろうが。痛いのが嫌なら力抜け」 必死で呼吸を整え、こちらも何度目かの受け入れ体制を作ろうとするシルク。 けれども体は強張る一方で、それ故いくら指で刺激を与えようにも一向に変わらないその狭さに、これ以上の我慢は無理だと判断したクロスは、再度自身の先端をシルクの秘部にあてがった。 それを見て大粒の涙を溢すシルク。 「む、無理だよクロス!!お願…っああああああああ!!」 「…キツッ!!」 一瞬で済むよう、一気に貫いた。 それと同時に流れ出す鮮血。 「…やあああああっ!!!!!」 あまりの激痛から逃げようとするシルクの腰を引き寄せ、深く口付けてやった。 ……が、 「!」 クロスの口内に広がる苦い鉄の味。 痛みに暴れるシルクが本能的にクロスの舌を噛んだのだ。 それでも離れずにクロスがシルクの舌を弄んでやると、ボロボロと涙を流しながらもシルクの手がクロスの背を掴んできた。 「…動くぞ」 「いっ…!!!!」 狭いシルクの中を犯すのは血の滑りを借りたところで容易くはないが、受け入れようと耐えるシルクを見て早く快楽に変えてやろうと思い、クロスは角度を変えていろんな場所を突いてやった。 「……っあ!!そこ、やだっ…」 「ここか?」 「やっ、あ!!……んんっ!!」 嫌がるシルクの一点を執拗に責めてやれば、感じるように背を仰け反らせて喘ぐ幼い身体。 「もっ…、やだっ!変にっ な…ひあっ!!っあ!!…ああッ!!!!」 「イけ」 「待ってクロっ、待っ……ッアアアァ──── ッ!」 最後に根元まで深く突かれたシルクが一際高く鳴いたかと思うと、ゆっくりとベットにその体を沈めた。 けれども完全に沈み込む前、掠れた声でクロスに向けて口を開くシルク。 「……好き、だよクロス」 「!!」 視界の端。 驚いたように目を見開くクロスの姿が映った。 |