刻に抗いしモノ

□裏路地の少女
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 K side



 「はぁ、」



俺は一つ溜息を付いた



連日によるレポート作成に睡眠不足



さらに大学の先輩に絡まれパシられるという



俺、疲れてるんですけど・・・?



まぁ、そんな本音なんて言えねぇけどさ



取り合えず早く帰って寝てぇ






そう思った俺は近道の裏路地に行く







こんな真昼間から絡んでくるような奴はいねぇよな



 「ゲホッ...ッ!」



目の前に咳き込み血を吐く少女





これって絡まれるよりヤバイ奴じゃねぇの
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