テニスの王子様


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「噂」 白石蔵ノ介 NEW!
(白石とクラスメイトの貴女。体育の時間に怪我をしてしまい、保健室を訪れると先生は不在で代わりに保健委員の白石の姿が。入室するなり貴女に気付き)


あれ、キミ…同じクラスの…。


って、どないしたん?此処に来たって事は怪我でもしたか、具合悪いか…どっちや?


(貴女に近寄り、心配そうに顔を覗き込み。思いがけない彼との距離の近さにドキドキしながらも足を捻ったと答え)


捻挫か。それやったら、歩き難かったやろ?女の子に付き添いも付けんと一人で寄越すなんて、薄情なやっちゃなぁ。


ま、ええわ。とにかく、こっち座って足見せて貰わんと。
ほら、歩けるか?我慢せんでオレに掴まりや。


(微笑みながら自分の腕を貴女に差し出して促す白石。貴女は素直に掴まり、移動して椅子に座り足首を見せ)


…此処、痛むか?


(捻って傷めた貴女の足首に触れながら傷めた箇所を特定しようとし。うん、と頷く貴女)


あんま腫れてへんし、筋も大丈夫みたいやから…湿布貼って数日もすれば直ぐに良くなると思うわ。

良かったな、大したこと無くて。


(湿布を貼って手当てを施すとニコッとし)


あ、でも教室一緒やし、オレが送るわ。
さ、立って…恥ずかしがらんとオレに掴まりや?
キミと噂になって誤解されるなら本望やわ。
なーんて、な(笑)


蔵ノ介

「隠し撮り」 不二周助 NEW!


(昼休み、学校廊下を歩いて移動中。曲がり角で不二とぶつかりそうになり、相手が貴女だと分かると素早くお互いに謝り)


…あ、ゴメン。大丈夫?


(ぶつかるのは避けられたが驚いた拍子に貴女は持っていた教科書やノートを落としてしまい、そこから一枚の写真が零れていて、不二が教科書やらを拾い集めようと屈むと真っ先に写真を取り)


あれ?これは…


(それは貴女が秘かに撮った、不二の隠し撮り写真。彼のファンは多く居るため、同じように彼の写真を持ち歩く子も多い。貴女はハッとして慌てて不二の手から写真を奪い、『あ!これは…その…』としどろもどろ)


クス…。キミ、顔赤いよ?


(顔を上げて貴女を見つめる不二は拾った教科書やらを貴女に返し)


さっきの写真…
あれは僕だよね?
何でキミが持ってるのかな。
考えられる理由としては
例えば…


キミが僕のことを好きだから、とかかな?


…だとしたら、僕としては大歓迎。これ以上は無いって位、幸運なことだと思うよ。


何故って…ふふ。
それはキミが自分で考えてよ。

大丈夫、当ててくれたら…ちゃんと正解を言うから。
さあ、考えて?


周助

「一目惚れ」 跡部景吾 NEW!


(休日にも関わらず、花が好きな貴女は花壇が気になり、登校して世話をしていると…部活動で登校しているテニス部と遭遇。先頭には部長の跡部が居て貴女の方に近付くと足を止め)


…可愛いじゃねーの。


(一言、何やら呟いた様にしか聞こえず、何だろうと跡部の方に視線やる貴女。彼と目が合い、立ち上がると跡部は既に貴女の目の前で、ぐいと顎を持ち上げられ)


お前…学年と名前は?何処の部員だ?


(戸惑いながらも質問に答えると今度は腰を抱き寄せられ)


どの部にも所属してねぇ…だと?
休日にも関わらず、花壇の手入れの為にわざわざ登校したのかよ。かなりの花好きだな。
そういう優しい心を持つのは良いことだ。


綺麗な花が咲けば…学園の皆も目を止め、心和ませるだろう。

だが…


誰もその綺麗な花を咲かせた張本人には…興味を寄せない…誰かがやったんだろうと漠然とした認識しか持たねぇ。皮肉なモンだな。安心しろ、お前の存在は俺様が見つけた、俺様が認めて褒めてやるよ。

(チュッとまた不意を突かれ、頬にキスをされ)


…要は…

俺はお前が一目で気に入った。だから俺と付き合え。断る訳、ねぇよな?アーン?



景吾



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