EXO

□タイトル未定
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「はぁ、本当に勝手だよアイツも。」

今日の突然電話で家で待っている、と言われ一方的に切られた電話。

「ヘリンがチャニョルの紹介じゃなきゃ速攻振ってる。」

チャニョルのお節介は今に始まったことじゃない。

「セフンならすぐに彼女出来るって!そんなにカッコイイんだし!まぁ、俺には負けるけどな!」

なんで俺が家でまったりしてるのを彼女が居ない寂しいヤツと勘違い……もとよりお節介をやきチャニョルはヘリンを紹介してきた。

「ったく、女って本当に面倒なんだよな。」

前まで手当たり次第に手を出した罰か、彼女ヅラした奴らが俺を取り合いに喧嘩をおっぱじめた時があった。

それは高校の話でチャニョルはこの話を知らない。

正直女にも飽きたし大学では女よりも何か別の事を……と思って没頭したのはダンスだった。

中学からやっては居たもののあんまりにも適当な俺は部活では幽霊部員だったし。

チャニョルに今度こそ言っておこう、女は要らないと。ヘリンの前の女だって面倒だったのだから。

正直チャニョルが選ぶ基準は見た目だけでこう言っては悪いが中身は空っぽだった。ヘリンは5人……いや、何人目……だったか。

あぁ、アイツは覚えてる。
名前は忘れたけどやたらヒステリックな女。

デートの約束の時間に数分遅れただけで喚き散らしまくったかと思いきや街中で私を抱けと叫びだした時は逃げ出したくなった。










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