いつもいつもそうなんだ。タイミングが悪いんだ。俺はこのお店の中で何時間?何ヶ月?何年?メニューが運ばれてくるのをじっと待っていたんだろう。
そんな時間すらもなにもかもが無駄以外の何者でもなかったんだと激しく後悔しても時を戻せるわけじゃない。多分これはゴッドファイナルペガサスの仕組んだ事。あなたという絶対で偉大な存在が少しでも俺を認めてくれるのはこの上ない喜び。人間というカテゴリに属する誰かに認められたとしても愛されたとしても嬉しいとは思えない俺は、偉大なるあなただけには好かれたい一心だった。あなたが主観と経験及び感情を交えず『お前の為だ』と俺に言うならば何も言い返すことはできないが、やはりタイミングの悪さにはどうしても腑に落ちない部分もある。

何故なら、幸せ=俗語で言うところの「欲しいもの」は欲しいその時リアルタイムに手に入るから嬉しさを感じるのではないだろうか?無論、あくまで自ら「中退」という手段を選ばずに『今が早く終ってほしい』と思いながら卒業を目指す人生において、実によくありふれたごくごくありがちな「喜」と「楽」のメニューを注文しテーブルの上に運ばれてくるのを大いに期待しながら待っていた期間は確かに存在したのだから。店の中でメニューが運ばれてくるのを待っているということは=既に俗世間的な現実行動を起こしているということだ。
今この瞬間、この文章をtypeする俺は今までに注文した全てのメニューを思い出そうとすると莫大なエネルギーを消費する上に気分的にあまりいいものとは言えない。だから簡単に。
例えば、誰かの誉め言葉を一心に求め続けていた頃は決まって誰からもケなされまくるものだ。誰かから肯定されたくて仕方がなかった頃は誰からも否定されるものだ。偉くなんかなりたくないと思っていた頃は偉い人達にとことん踏みつけられるものだ。そして、恋愛をしたいと願っていた頃は・・・・・思えばどれだけのコンパにナンパ、風俗通いをしただろうか。控えめにこの辺にしておく。


求めれば求めるほど反対の現実作用が働いてしまう。それがタイミングの悪さ。どのジャンルの欲求も求めるが故の行動として無数のパンチを繰り広げてきた。しかし、何一つとしてこちらのパンチが当たることはなかった。何一つ当てられずな人生と言われればそれまでだが。それはそれで構わない。俺が渾身のパンチをしても肩透かしだけ喰らわされてきた過去があるから、俺が誰かからのパンチを肩透かしする今がある。

そう簡単にパンチは当たらない。いや、当たるわけがない。根端も手段も企みも全て見え見え。誰かの心理的な攻撃がゆっくり動く点と点とで見えてしまう。俺より行動を起こしていなければ(手段が少なければ)、当然その人は俺より強いとは言えない。俺は、自分より強い人にこそ関心が湧く。また、そういったところに「尊敬の念」が初めて生まれるのではないだろうか。「人からされて嫌だと感じたことは人にしない」なんて綺麗事、俺は守ろうとは思えない。俺にパンチをしてくる人には何の躊躇いもなく肩透かしを喰らわせてく。結果、相手にはいつまでも虚しい一人芝居を演じてきってもらう。そうやって俗世間をするりするりと潜り抜けて行こうと思う。


俺はいつまでも来ないメニューに待ちくたびれ自分のビジネスバックにしまっていた大量のお菓子を取り出しドカ食いして腹を満たしてしまった。もう何も食べたくないから、当然店を出る。店の自動ドアが開いた頃になって「お待たせしました!」ってテーブルの上にメニューが来るのがタイミングの悪さ。自分に対する無数の誉め言葉や肯定の言葉、異性からのアプローチ含めた他のメニューも、なぜ?店を去る時に持って来るのか?

もういらないんだよ。リアルタイムで食いたいと思ってる時に食えるから美味いんだろ?遅いよ、今更食ったって美味くないなら食わない方がマシ。「またお腹が空いたらお店に来てください!」という問題ではない。俺はもうこの店には二度と来ない。二度と同じメニューを頼まない。何より人生の貴重な時間を無駄にしてしまった。テーブルの前でメニューが運ばれてくるのを待っていた時間は他のどれだけのことに使えたか考えただけでも悔しい。「苦労が報われたんだよ」なんて言葉もぜ〜〜んぜん嬉しくない。今更だから。美味いと思える時に食えなければ、そこに「喜」と「楽」の意味はやはり無い。でも、ゴッドファイナルペガサスの企みなら仕方ない。タイミングの悪い人生を呑み込む他に道は無い。




タイムマシンで過去に行きしてみたいこと。それは、あの人が他の男と一緒になるようにちょこまか工作をすること。それか、アイツの目を強引にでも他の女に向けさせることである。物心ついた時からアイツが借金取りに追われている光景を見続けてきた。「こうはなりたくない」という感情がお子ちゃまでも芽生える。が、しかし如何せんアイツと同じ遺伝子を持っているという💛💛アルティメットスプラッシュ💛💛

「全く異なる人生を歩む」か「瓜二つな人生を歩む」か選択はどちらか二つに一つ。ただ遺伝子というのは、どちらが「簡単」か?「難しい」か?という問題にどうしてもぶち当たる。その一方俺には、あの人寄りの遺伝子もあるわけで。ギャンブル依存なアイツと堅実第一なあの人の恋愛は、当時周囲の親族誰もが猛反対をしたという。「惚れる」という心理状態は周囲の意見を客観的に聞き入れる冷静さを失くしてしまうのだろう。
奴等直結の遺伝子を持つ者として長い年月をかけ導き出した結論を今この場にようやく書いてみたいという気持ちになった。

恐らくの考察、アイツとあの人がお互いに放ち合っていたであろう「愛してる」の言葉には若干の違いがあったのではないかと。あの人の話では交際を始めて間もなく、アイツが借金で首が回らない状態であることを打ち明けられたという。

つまり、そこだ。あの人がアイツに対する想いは純粋であったのは間違いない。だが、アイツがあの人を想う言葉の裏には打算が含まれていた。「彼女なら俺の借金を一緒に返してくれる」なんて内心思っていたはずだ。俺からすりゃ「このオタンナスっ!!」と言いたいとこだが全ての♀がそういう生き物とは当然言い切らないとしても♀というのはやはりそうなのか?コツコツと貯めていた何百万もの貯金を「返済に使って」と軽く手渡しあの人の通帳は一気にゼロになった。無様で愚かな糞男の為に。ほんの一例及び以下省略。

当の本人はいつまでもギャンブルを辞められず終いにはヤーさんにまで金を借り親族周囲に多大な迷惑をかける。あの人は一緒になっていつまでも返し続ける。この循環、まったく意味がわからない。最終的な結末は離婚。奴等が最後に交わした会話は、あの人が「ずっと信じて一緒にいたのに」と泣き散らし、アイツは「信じる?こんな長く一緒にいて愛なんてあるか!」と怒鳴り散らしたそう。というより、俺の目の前でそんなバカ喧嘩をしていたのを思い出した。あの人は、アイツの「顔」がタイプだったそうだ。顔が良ければ得な世の中ではあるのだろうけど、それだけではつまらないなんてこと実によくありますよね?



人生の根源は【Born-Again】にあると俺は思っている。「リンネ」とか言ってない。回りくどい真似は辞めて結論から述べる。「同じ道を断じて歩まない」と心に決め、類まれなる努力で自身の人生を強制的に変えようとしても根本的には何度でも同じことを繰り返してしまうということ。ここが一番難しい次第。現に今リアルタイムにおいて、ある一つの足音が静かに計算高く俺に近づこうとして来てるのを感じている。

この一人のギャンブラー♀、風俗嬢でもなかなかいないような美女。明らかに目の前にしたら恐縮してしまうような凛とした顔立ちのハッキリ言って好みタイプな♀。しかし、残念ながら打算の塊のような存在である。
そして、3日と一緒にいたら間違いなくすぐに飽きてしまうような底の浅い見掛け倒しパターン。顔が良いだけに困ったらすぐに人に持たれ掛かろうとして、それが安易に許されるような俺が最も嫌いなパターンでもある。

ゴッドファイナルペガサスは言っている。“この♀のトラップに引っ掛かってはいけない”と。俺の個人的な見解として、ギャンブル依存な人間にロクな人間はいないとインプットされている。このような♀に近づかれた時に、同じ轍を踏まない為に奴等のバカなやり取りを見てきたのだと思えば納得がいく。やはり運命とはとても恐ろしいと認識する。よほど強烈に意識していなければ、ありのままの怠惰に流されていては「無意識」に同じ人生を歩んでいることに「後になって」気づくようにできているのだから。

非常にお気の毒だが、俺は「誰かの思う壺になって自尊心を満たす(期待に応える)」段階の生き方からは既に卒業している。同時に、己の為にも奴等と同じ道を歩むわけにはいかない。だからといって、若い頃のあの人のような貯金が俺にあるわけでもない。せっかくここまで綺麗な顔立ちの♀を見過ごすのは俺からしたら勿体ない限りだが、俺はこの下世話な♀の存在を脳内処刑して前進する所存。2016年11月、今ここに戒めとして書き記す。

2016/11(type)By.HIKARU

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