Dream
□第一話
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第一話 うちは一族と主人公
川辺で一人、サスケは修行していた。
いつも修行を兄のイタチに頼んでは断られる日々。
「っあーー!うまくいかねぇ!」
まだ幼いサスケは日々修行を積むがなかなか術が上手くいかない事が多かった。
サスケは寝転がり空を眺めた。
「兄さんいつも許せサスケって断って…」
そんな文句を垂れるサスケの元に、一つの影が落ちた。
「サスケ。」
「!!名無しさん!」
寝転がっていたサスケに近づいたのはうちは一族と仲が良い名無しだった。
サスケは起き上がり笑顔を見せた。
名無しは長い髪を風になびかせ目を細め微笑んだ。
「また一人で修行してたの?」
「うん!だって兄さんいつもなんだかんだ理由つけて修行見てくれないんだ。」
「あら、イタチったら。」
くすくすと笑う名無しにサスケは飛びついた。
「あら、どうしたのサスケ?」
「名無しさん今から家にくる?」
「えぇ。行くわよ。」
「やった!」
サスケと名無しは手を繋ぎうちは一族の屋敷へと向かった。