Next Tals of the Abyss
□第1章
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「まぁ、いいわい。もう剣の修行も終わりじゃ。エンゲーブへ戻るかの」
「わかったよ、じいちゃん」
ライクも剣を鞘に終い、ゼウスと共にエンゲーブへ戻る事に
(腹減ったな〜…今日の晩飯なんだろ)
今頃、妹がご飯の準備をしているだろう…
何気ないいつもと変わらない日常
だが、ライクの頭の中には一つだけ空いた思いが・・・
それは、父親の存在。
"父さんは俺とリリカを置いて何処へ行ったの"
ライクは常にその事だけは頭の隅から離れていない