あんスタ NL

□好きっていうあめ玉
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「うん。みか君見つけたから声掛けてみたなんだけどね」




みかサイド



とそんな事抜かしながら舌だして可愛くするもんやから俺は恥ずかして顔を真っ赤にする。

ふと、あんずちゃんの左手の包帯に目がいく。


「あれ、それ、どないしたん?」


みかはあんずの左手の包帯を指指す。


「あ、これ遂プロデュース中にちょっと派手に転んじゃっただけだから大丈夫だよ!」


と笑顔で答える。



はぁ?怪我やて?
なんなん?
誰にされたんや?(←転んだだけ)



「はぁ?怪我ぁ?なんかされたんか!」


思ってる事と言った事が重なる。

あんずちゃんは両手をぶんぶん振って


「ち、違うよ!何もされてないよ!」
「ほんと私が転んだだけだから」

「ほんまに?」
「うん」
「なら良かったわ…」
「心配してくれてありがとうね!」


笑顔でまたそんなゆーもんやから(可愛いから)恥ずかしいやんか。



みかはまた真っ赤に顔を染め上げる。



そして恥ずかしくなって思ってもない事を口走る。


「そんなんとちゃうわ!あんたと俺らは敵や敵や!」
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