氷と水の星霊魔道士
□第8章
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「よぉ、また会ったな!ギヒッ」
木の上で眺めるはガジルだ。
ボロボロに崩れだすギルドを見た一向とリルハは驚きを隠せない。
「なんで…」
リルハは小さな声で唾を飲み込みながらもその光景とそれを愉しそうに眺めているガジルお兄ちゃんを見る。
「テメェ、よくもっ!」
ナツは怒りを露わにガジルを睨みつける。
そこへ少し遅れてやって来る四人。その四人の一人の女性を見て更に驚いてしまう。
(うそ…ママ……?)
「マスターの為にもそこのお嬢様頂いてくぜ!」
侍の様な格好をした男がそう言ってルーシィを見る。
「ふざけんなっ!仲間はぜってぇお前等には渡さねぇっ!!!」
「…皆、力を合わせてルーシィ守るんだっ!」
「おおお!」
「ギヒッ」