氷と水の星霊魔道士

□第7章
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ライーシャとはよく修行に付き合ってもらっている仲である。

「んじゃ、お手並み拝見といくか」
「もちろん!」


リルハは先に得意の父親直伝、氷の造形魔法を繰りだす。

「アイスメイク・ランス!」

ライーシャは華麗に避けていく。

レミーナはそんな2人の光景を見つめていた。ロキもリルハを心配しながら見つめている。

「お嬢、大丈夫かなぁ」
「大丈夫。リルハだって弱くない事貴方だってわかっているでしょ」
「そうだけどさ…」
「ふぅ。それにリルハはそういうの嫌なんじゃないかしら?」
「うっ…」
「今は静かに見てましょ」「うん」




そしてライーシャは影の槍をだしてそれをリルハの顔スレスレに向ける。

「へへ、今日の修行はここまでだぞ!」
「うん、ありがとう!」

終わったとわかりレミーナは近寄る。

「どう?リルハ何かわかった事はあった?」

リルハは頷き

「うん!色々欠点とかわかったし助かったよ!また、お願いね!」
「おう、任せとけ!」

ライーシャはニカッと笑顔を向ける。



「おーい、ライーシャ、レミーナ!行くぞ!」

タイミング良くラクサスがライーシャ達を呼ぶ。

「あ、ラクサスさん。じゃあリルハまたな!」
「またね!リルハ!」

ライーシャとレミーナはリルハに手を振ってラクサスの元へ走りだす。

「うん、二人共気をつけてね!」

リルハも2人に手を振って見送る。
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