氷と水の星霊魔道士
□第6章
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ロキに抱きしめられたまま入口の方を見るリルハ。
驚いた表情で
「うそ…会えた……」
そして赤い髪の少年の方に一直線に走っていき
『あすか!!カイ!!!』
「よ!」
"あすか"と呼ばれた少年がリルハに手を差し出して
「久しぶりだな」
リルハは泣きながら
「久しぶりだな…じゃないよぉ〜急に居なくなったりしてさ…」
あすかは泣いたリルハの頭を撫で
「悪かったな。お前には行き場所も何も告げず出ていって」
「ばかばかあすかのばか!」
更に泣きながらもあすか叩く。
「いてぇって」