氷と水の星霊魔道士
□第4章
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「ふぁあ。」
リルハは大きな欠伸をして眠そうに目を擦る。
さぁ…もう、おやすみの時間だよ
「うん…おやすみなさい。ゼレフお兄ちゃん…」
うん。おやすみリルハ。いい夢を見るんだよ。
*
今日は依頼はおやすみ。
「むー。何しようかなぁ〜」
(ママもパパも依頼に行っちゃったしでもお留守番任されちゃったし…)
「私も頼りになるってとこ見せないといけないしね!」
えっへん。と言いたげな感じで仁王立ちになる。
ふふ。掃除とかしたらもっと見られるかもよ?クス
「そっか!そーだよね!よーし、頑張るぞー!!」
気合いを入れて腕をまくり掃除機を取り出そうとすると
「リールーハー!!遊びに来たぞー!!!!」
「ちょっとナツー」
「あい!おいらもいるよ!」
「ナツお兄ちゃん、ルーシィお姉ちゃん、ハッピー!!!わぁー来てくれたの?」
リルハは嬉しそうにジャンプして喜んでる。
「ジュビアから聞いたわよ。今日、1人でお留守番の様じゃない!偉いわね!」
「えへへ」
ハッピーが掃除機に目をやり
「これから掃除?」
「うん!私も頼りになるってとこ見せたいもん!」
「おおー!うっし、じゃあ俺も手伝ってやるぞ!」
「報酬はお魚でいいよー!」
「ありがとうー!」
「心配だわ・・・・」
心配そうに見るルーシィをよそになんだか楽しそうに掃除に差し掛かりだす。