Next Tals of the Abyss

□プロローグ
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ND...××××日赤毛の男児、生まれる。




「ルーク!ルーク!」



1人の女性が何度も名前を呼んでいる。


時遅く女性以外は誰も居らず女の方は悲しそうな表情をしただその場に佇むしかなかった。

(ルーク…貴方は一体何処へ行ってしまったの?)



彼女の腕の中で1人の赤ん坊が泣きだす。


「ライク……」

(私、どうすればいいの?)





"貴方がどんな成長を遂げるのか見守っていきたいけど私にはこれからどうしても行かなきゃいけない所があるのよ。だからごめんね…"







"ごめんなさい、ライク……"



だが今度のこの声だけ先程の女性の声ではない。



時は過ぎ場所はエンゲーブの普通の民家へ

1人の少年が眠りから起きだす。

「ん…」
("また、あの声"…一体誰だ…?)
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