スピカテリブル

□第5章
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ルカとスパーダを加えた一行達は"グレルサイド"という街に足を踏み入れる。



「おっきな街だねー」



リルハは両手を広げながら言う。

(マグノリアとどっちがおっきいかなぁ)



パパやママやルーシィお姉ちゃんに早く会いたいなぁ〜



リルハは不安そうな顔を下に向けだす。

すると、メイが突然リルハの両肩に手を置き


「まぁ〜た、何考えてるわね!」

「ご、ごめん…」
「大丈夫!絶対元の世界に帰ってみせるんだから!」


メイがそう言うと同時に後方にいたアルヴィン、ルカ、スパーダが頷く。


「うん。そーだよね!絶対帰ろう!私達の世界に!」
「たりーめだ!」
「うん」
「ああ」



ふと、リルハ達に声を掛けられる。

「君達かな。異世界から来た人は………」
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