スピカテリブル
□第4章
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「はい、これお腹空いた時に食べてね!」
シェリアさんが出発する私達に食べ物を沢山渡すが……
「これ、何…?たくさんの焼き鳥にどんぶり………」
「ええ、焼き鳥丼よ!」
「焼き鳥…丼……」
「美味しいから食べてみてね!」
シェリアさんは笑顔で微笑みリルハは返す訳にはいかず受け取る。
「う、うん…」
「僕からこちらを」
ヒューバートさんはアルヴィンにオムライスを渡す。
「…ピクニックに行くんじゃないんだけどなぁ」
「どんな時でもお腹空くものよ!」
「それはそうだけどさ…」
「(まだアップルグミとかならわかるけど…)」
メイは心の中で思い
「じゃあ私達そろそろ行くね!」
とリルハが話しかけ
「色々とありがとな!」
「そんな事いいわよ!それより気を付けていってらっしゃい!元の世界に戻れる事を祈ってるわね!」
「うん!シェリアさん、ヒューバートさんほんとありがとう!」
リルハはシェリアとヒューバートに手を振りながら歩きだし前へと進みだす。