あんスタ NL
□好きっていうあめ玉
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はぁ……。
あかん、もうこれで何回目の溜息やろ。
(お師さんに聞かれたらまた怒られるな。しっかりせな。)
バチンバチン。
みかは両頬を強く叩く。
(…あそこにいるの。みか君?何してるのかな)
帰り道。
私はベンチに座ってる影片みか君を見つける。
みか君とは同じ2年生だけど違うクラス。
お姉ちゃんと同じクラス。
私は側に近寄り声を掛ける。
「みか君?」
「ん…誰や。おわぁ!あんずちゃん?びっくりさせんといてや…心臓縮んでまうわ」
「ごめん…。そんなつもりは無かったんだけど」
「あ、いやこっちこそ悪かったな」
「で、どーしたんや?」