あんスタ NL
□家族の様な優しさ
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(この夢ノ咲学園に転校してきてもうだいぶたったなぁ・・・・)
最初はほぼ男子校状態な中に1人だけ女子である私がアイドル達を育成するプロデュース科なんて場所に入られて困惑したけど、友達も沢山できたし
「私は毎日が楽しいかな。」
私はお空を見上げる。
(そういえば今日はTrickStarのレッスンの日なんだっけ・・・)
ふと私は彼≠思い出す。
(真緒君。今日も忙しくしてるのかなぁ…)
真緒君何処だろう・・・・
ふと私の足は彼≠フクラス2-Bに来て少し顔を覗かせるが彼は見かけない。
(生徒会室には…いるかなぁ。真緒君に会いたいなぁ…)
「・・・・おーい!」
ふと私の後ろから何か声が聞こえたと拍子に私は頭を軽く小突かれる。
「あんず。お前、こんなとこで何してるんだよ!」
「真緒君!!!!」
やっと見つけた!
私は彼を見つけて嬉しそうな顔をする。
「おーい、聞いてるかー?」
私はハッとして
「ごめんね。えへへ、真緒君を探してたんだよー」
「俺を?なんかあったのかレッスンの時間にはまだ早いよな?」
「うん。真緒君に……その…会いた………」
真緒君は察知したのか話した途中で抱きしめる。
(え?)
「あんまそーゆ事言うなよな」
そう言う真緒君は心なしか顔を赤くしてる様に見える。
「ふふ。」
私はそんな真緒君の腕の中で少し笑う。