氷と水の星霊魔道士
□第6章
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「ここも久しぶりだな…」
「ああ」
2人の少年がマグノリアにやって来る。
***
今日も妖精の尻尾は元気な怒声?が響き渡る。
『ナツー!グレイ!!今日もお前達は………』
エルザがナツとグレイを怒っており普段と変わらない日常。
カウンターでミラジェーンから差し出されたオレンジジュースを飲むリルハ。
「ふふ、パパ達相変わらずだね!」
「そうね。静かにしてほしいくらいに…」
「あら、賑やかでいいじゃない!」
「ミラさん、な〜に言ってるんですか…」
「ふふふ」
そこへ、またもう一人(リルハにとっての)問題な彼が現れる。
「おー嬢♪」
ロキはリルハを見ると背後から抱きしめる。
「あらあら、早速ね!ロキ」
「グレイが恐ろしい眼つきで見てるわよ…」
「そんなの知らないよ!」
グレイの眼つきも気にせずリルハに抱きつく。
(私の思い知りながらも〜/////)
リルハは真っ赤になった顔を俯かせている。
そこへ、赤い髪のリルハよりは背の高い少年がギルドへやって来る。
「ごめんくださーい!」