氷と水の星霊魔道士
□第4章
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「ふぅ・・・・」
リルハはベッドに飛び込み横になる。
「今日も疲れたぁ・・・」
お疲れ様。リルハ。
ふと彼女の心の中から声が囁きだす。
「“ゼレフお兄ちゃん”!!!」
リルハはその声を聞く度に幸せそうな顔する。
「えへへ、ありがとう!」
今日も何もなくてよかったね
「うん!ずっとこのままだったらいいのになぁ・・・・」
・・・・どうしてだい?
「だって…ナツお兄ちゃんがいてルーシィお姉ちゃんがいてパパがいてエルザ姐がいてママがいてウェンディやシャルル…それにゼレフお兄ちゃんがいる大好きな妖精の尻尾(フェアリーテイル)のみんなと過ごす毎日が私にとって大事な瞬間なんだもん。」
・・・・そっか。
でもね…リルハ。出会いもあれば別れもある…(そのうちリルハともさよならする時がある…)
「私。嫌だなぁ…」
・・・ふふ。リルハが僕を“君の中に居させてくれた”事にはとても感謝してるよ。僕もリルハ、君が大事だよ。
リルハは顔を真っ赤に染めながら枕で顔を隠す。
「ゼレフお兄ちゃん…恥ずかしい事をそんな簡単に話さないでよ!////」
ふふ