氷と水の星霊魔道士
□第1章
1ページ/3ページ
ここはフィオーレ地方・マグノリア。
今日も賑やかな声が響き渡る。
「ナツ!!今日もてめーには負けねーからな!」
「へんッ!じょーとーじゃねーか!変態氷ヤロー!!」
ギルド妖精の尻尾はあいも変わらず机やら椅子が次々と投げられる。
「はぁ・・・」
金髪のサイドテールの女の人の口から溜息が溢れる。
「ナツさん達、相変わらずですね!」
「ほんと毎日毎日困るぐらいだわ。」
青色の長い髪の女の子が白い猫を抱っこしながら呆れながらその光景を見てる。
「まぁ、いざとなったらエルザを がいるから大丈夫よ、ね!」
「だといいけど・・・」
赤い長い髪の鎧の様なの着た女性がそんなナツ達に近づき
「きーさーまーらー。いい加減にせんか!!!」
「『エルザッ!!!?』」
「あっ、言ってたらだわ」
エルザはお互いの顔を握りしめる様にして床に叩きつける。
「『ぐえッ・・・・』」
「たくっ、サッサと依頼に行くぞ!」
「はい!」
「はーい!」
ウェンディとルーシィは返事を返しながらエルザについて行きエルザはナツとグレイを引きずりながらも歩いていくとギルドの入口前から青色のサイドテールの女の子が声をかける。
「あっ、ルーシィお姉ちゃん達。今から行ってくるの?」
「あらリルハ!ええ、そうよ!」
「ああ。」
「ふふ。気を付けて行ってらっしゃい!」
と笑顔で言いルーシィはそんなリルハの頭を撫でる。
「ありがとうリルハ!あんたも頑張りなさいよ!」
「うん!」