スピカテリブル

□第23章
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「さてと、俺はちょっと頼まれ事の件もあるしな。あ、リルハちゃん。ちょっと暫くは一緒に居てくれる?」

私は頷き

「うん!」

「あたしも付いてってもいい?」
「勿論だよ」

ルーシィお姉ちゃんも付いてくれるみたいで私は少し安心した様に微笑む。

場所が変わりライお兄ちゃんは複数の色した石、の様な物をだして

「さて、この中からリルハちゃんの好きなの選んでもらいたいんだ!」

そう言われ私は少し悩み手にしたのは綺麗な蒼色のを手にする。

「じゃあ、これ!」
「了解。

…ここをこーして後は思念術で…よしこれで上手くいく、かな…。じゃあちょっと失礼するよ。」

そしてライお兄ちゃんは私に先程選んだ石が埋め込まれたネックレスを首に掛けてくれる。

「じゃあ、ちょっといつもの様にその星霊呼んでみてもいいかな。」

「うん!行くよ!開け!白羊宮の扉!アリエス!!!」

そう言って煙と共に「すみません」といいながら現れるは白羊宮の星霊のアリエスだ。

私はやっと星霊に会えて幸せだったのか目に涙を浮かべアリエスを抱きしめる。

「アリエス。久しぶりね!」

「ルーシィ様。リルハ様。お久しぶりです。すみません」
「うわあああん。よかったよぉ。」

ライはその光景を見つめながら微笑むのだった。
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