スピカテリブル
□第23章
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「うわああああああ…」 「…ちょっと離したらどうなるか分かってるんでしょうね〜」 「わかってるって…」
何やら言い合いしながら落ちる男女の二人組が私達の上から現れる。
「あ、、、」
私は落ちる先の方を見てある人を呼ぼうとした所、時遅く男の人が落ちた場所はリョウお兄ちゃんの上から女の人はライお兄ちゃんが気づき透かさずお姫様だっこで受け止める。
『ふ、ふこー·····だ·····』
「誰かと思えばお前達だったか…」
「ライお兄ちゃん達の知り合い?」
ライお兄ちゃんは女の人を地面に降ろし
「ありがと。」
「ん。まぁな」
「ねぇリョウと男の方は大丈夫なの?」
「二人共、そのまま気絶してしまいましたしね…」
とりあえずリョウお兄ちゃんと男の人に回復を掛けて目が覚めるまで休ませる事になった。
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「自己紹介がまだだったわね。あたしは御坂美琴。こことは違う世界、のようね。学園都市って所からきたわ。」
「まさか、お前達までやってくるなんてな」
「あたしもよ。ほんといい迷惑ね。」
「その様子じゃ、そっちでもやっぱ地震の影響はあるだな。」
美琴は頷く。
「とりあえずはリョウと上条が目覚ますまでこのワンダリデルにいるといいよ!」
「ええ、そうさせてもらうわ!」