スピカテリブル

□第21章
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大きな帽子をくいっと少し上げてベリルは

「ほ〜らほら、パライバ様に会うんだろう」

「そーだ、俺の事はどーでもいいだろ..カルにも話つけたし城に行くぞ!」

ライはまるで逃げる様にしてサッサと歩きだし皆もそれについて歩きだす。



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「やはりシングにコハク、それからヒスイ、ベリルも一緒だったか。なんとなくソーマリンクで気づいてた」



 «ソーマリンクって便利なのね〜»



 

 ソーマリンク..
 やっと会えました





リルハは首を傾げる。


 (シルフ...なの?)



 わたくし..は.....



 不思議なリルハだけに語り掛ける声は静かに途切れていく
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