Story

□Jealousy
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トップになってからというもの、ゆうみちゃんのことが益々好きになっている。でもゆうみちゃんは周りからもすごく可愛がられていつも妬いてしまう。他の男(役)にあんな可愛い笑顔で笑わないで欲しい…あ〜、ダメだ。イライラする。

お稽古が終わり、みんなが楽しそうに話している。ゆうみちゃん、また他の奴と…。私はこれ以上は見たくなくて早足で教室を出た。

「ちぎさん!」

その声に後ろを振り向くとそこにはゆうみちゃんがいた。
私「なに」
やばい、私絶対怒ってるように見えてる…
咲「え、あっ、あの…その…」
私は用件を早く言わないことにもイライラした。無言でゆうみちゃんの話を聞いている。
咲「えっと…んーと、今日…」
私「なに?早く言ってよ。」
咲「すみません!あの、ちぎさん家に…お邪魔してもよろしいですか…?」

数秒の沈黙が続いた。

咲「ダメか…」
と、ボソッとつぶやくゆうみちゃん。
私「いいよ。」
私はこの時、家でヤキモチの恨みを全てを晴らしてやろうと思っていた。
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