夢小説&夢ネタ

□【家庭教師ヒットマンREBORN!】転成少年、彼女を守る事は出来るのか?
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貴方side


目が覚めるとそこは何もなく、俺一人だけで そして子供の悲鳴が響く場所に俺は居た。


なぜか今までの記憶がない。


いや、全て無いと言ったら嘘になる。


有るのは有る。


だが、それは俺が高校生だったという事。



気付いただろうか。
そう、《だった》過去形だ。


今の姿は7歳ぐらいの体になっている。


そして、俺は日本人らしい黒髪がお気に入りだったのに…


今は外国人みたいな金髪になっている。



ガチャ



ん?誰か来た?


白衣を着た人「おい、No.0【ゼロ】今すぐ来い」



No.0?

誰の事だ?……って この部屋には俺しか居ないから俺の事か。



白衣を着た人「何をしている?早く来いと言っているだろ」


なんか嫌な予感がするけど抵抗するのは面倒だし流れに任せよ…。



ガシッ!



貴方「わっ!」


白衣を着た人「いい加減にしろ!早く来い‼」



ズルズル………



わー引き摺られるー。


あ、今思ったけどここの人達、日本人じゃない。



話している言語、俺が高校生の時に(いや、精神的には今もそうだが…)得意としたイタリア語だ……。



白衣を着た人「おい!いい加減に立て!実験室に着いたぞ」



はぁ〜めんどう……。


さっさと終わらして寝たい……。




って、え?

実験室…?今から人体実験でもされる訳?


白衣を着た人「No.0 そこに寝転べ」


こいつらは研究員なのか……?


逆らって殺されたら嫌だし従っておこう。


研究員らしき人「では、実験を始める」


わっ……なんか目にメスが近づいてくる……。


あ、刺さりそう……。



グヂュッ



貴方「っゔぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁぁっ!!」



グヂュッ グヂュッ



えっ 待って めっちゃ 痛い!!



貴方「い"だい"っ っ……ぐぁっあ"あ"あ"ぁ"ぁ"っっっ!!」




それから数分程の記憶がない。



ただ目が…… 両目がとても疼く。



目が開けられない……。



聞こえる音は《成功だ》という研究員らしき人々の声。



貴方「もう…いいや……」



こいつらが誰だっていいや。



全てを壊して静かに暮らしたい。



俺はゆっくり目を開く。



そういえばここに来る前の叫び声って子供の声だったよな。


という事はこんな事をされている子供がいるのだろうか……。



あ、今は俺も子供か。


ま、そんな事はどうでもいい。こいつらを殺す事を最優先しようっと。


俺はその辺にあった(俺の)血がついたメスを取り、研究員に投げつける。



ヒュッ



その時、俺の目には投げたメスがとてもスローに見えた。



いや、メスだけじゃない。


研究員達の行動もスローだ。



グサッ



その音と共に
「うわぁぁぁっ!」



あいつら【研究員】の声が響く。


何故スローに見えたのかはわからない。
いや、わからなかった。


でも、今はわかる。


先程の実験で手に入れた目のおかげだ。


ついでに言うと、さっき偶然 鏡を見たら俺の目、赤色でなんか星型が浮かび上がっていた。



見て驚いたよ。うん。本当に。


普通の色のままが良かったのに……。


あ、でも俺 この姿の目の色知らねぇや。
じゃあこれでもいいか。


似合ってるし。


さて、実はこんなふうに思っていたらいつの間にか全員死んでた……不思議。

……でもないね。だって俺が殺しちゃった訳だし。



んじゃ、他の研究員も殺しちゃっおっと。


この目も、慣らすには実戦だし。
埋められたものは仕方ないしな。うん。
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