長い旅(月刊少女野崎くん)

□第9号
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〜名無しさんside〜

どうもこんちわ、名無しさんだぜ

今現在何をしているかというと・・・

佐倉「じゃ、じゃあこれから遊びに行こうよ!」

野崎「・・・いいのか?」

この2人を傍観・・・もといストーカーしてるのだ

いや〜いいねこのデートムード!最高だぜナイス佐倉!頑張れよ〜ノシ

〜しばらくして〜

服屋か・・・俺も新しい服買わねぇとな、金無ぇけど

ん?セーラー服?似合うっつったら佐倉怒るだろうな〜w中学生っぽいし

野崎「これ着て写真撮らせてくれないか?」

名無しさん「イメクラかよ!?」

佐倉「無理だよ!(なんか聞き覚えのある声が聞こえたような・・・気のせいかな)」

おいおい野崎・・・そりゃないわ・・・

野崎「なら、俺が着るから今度写真撮ってくれないか?」

え、お前が着んの!?マジで?

あーほら筋肉が邪魔してるし、そんな本気で悔しそうにすんな

〜その後〜

なんか疲れたな・・・なんでだろ(遠い目)

今度はフィギュア・・・フィギュア!?((ガタッ←

うぉおおおめっちゃ見てぇ!でも迂闊に動くと見つかりそうだな、隙を見て動くか

あ、あれって・・・

御子柴「・・・ぇ・・・」

野崎・佐倉「「・・・・・・」」

・・・き、気まずい・・・!

野崎「御子柴、セーラー服着てみないか?」

まだそれ考えてたのかよ!!!

いや待て、このまま行けるんじゃ・・・((コソコソ

御子柴「あれ、名無しさん?」

御子柴ぁああああああああああ!

佐倉「え!?何でいるの!?」

名無しさん「いや・・・それは・・・」

野崎「佐倉、鬼桜はずっと後ろにいただろう、気付かなかったのか?」

佐倉「てことは今までの全部見てたの!?///」

名無しさん「バッチリと((ニヤニヤ」

御子柴「それストーカーじゃね?」

名無しさん「言うなコノヤロー、てかお前が呼ばなけりゃ見つからずに傍観出来たってのに・・・」

御子柴「これ俺が悪いのかよ!」

名無しさん「おう(即答)」

御子柴「解せぬ・・・」

御子柴「つか名無しさんはともかく何しに来たんだよ!お前こういうの興味ねぇだろ!?こんな所に冷やかしで来るんじゃねぇ!」

野崎「ん?何を言ってるんだ、俺だって持ってるぞお色気フィギュア!」

3人「ええっ!?マジで!?」

御子柴「お色気って・・・水着とかか・・・?」

野崎「いや、布地など無い」

佐倉「(はっ・・・裸!?)」

野崎「むしろ顔も無い」

名無しさん「それただのデッサン人形だろうが!!!」

野崎「でもそうだな、こういうのも1体くらい欲しいかも」

御子柴「もしかして本気で興味あるのか?」

野崎「ああ、正中線引いたらデッサン用に出来るよな」

名無しさん「(思いっきり実用じゃねぇか)」

野崎「ん、そう考えるとこの左手は少し邪魔だな・・・耳が見えない、折るか!(真顔)」

御子柴・名無しさん「「(容赦無さ過ぎるだろ!!!)」」

野崎「せっかくだしちゃんと選んでくる」

御子柴「くっ・・・あいつにフィギュアの良さがわかるもんか・・・!」

名無しさん「フィギュアを実用なんてありえん・・・!」

佐倉「まあまあ2人共、ほら、野崎くんにも趣味とか・・・(趣味!?そうか!これは野崎くんの好みのタイプを知るチャンス!)」

名無しさん「コソッ)どんなフィギュア持ってきてもガッカリしてやるなよ」

佐倉「名無しさん・・・うん!(名無しさんにはお見通しか〜)」

御子柴「お、決めたのか?」

野崎「ああ、これにする」

『つまり俺がイケメンってことさ・・・』←鈴木用資料

佐倉「ガッカリだよ!!!」

名無しさん「これは・・・誰でもそうなるな・・・」

佐倉「でもこれが野崎くんの趣味なら私は受け止める!((」

名無しさん「いや受け止めるなよ!」

野崎「趣味?何の話だ」

名無しさん「お前は知らない方がいいかもな」

野崎「そ、そうか」

御子柴「そろそろ帰れよ!ほら出てった出てった!」

野崎「うおっ」

佐倉「えっ私まで!?」

御子柴「ったく、結局何しに来たんだよあいつら」

名無しさん「デートのついでみたいな、てか俺残ってていいのか?邪魔じゃね」

御子柴「いやお前は・・・その・・・///」

名無しさん「まあ帰る気さらさら無いけどさ」

御子柴「無いのかよ!なら聞くなよ!・・・はぁ、俺まだ見てくから、じゃあな」

名無しさん「んじゃ俺も行く〜」

御子柴「何でだよ・・・(ちょっと嬉しいけど)」

名無しさん「1人で見るより仲間と一緒に見たほうがいいだろ」

御子柴「ま、なんでもいいけどよ、行くか」

《ギュ》

名無しさん「・・・おい、御子柴」

御子柴「ん?何だ・・・あ」

名無しさん「手、離せ、これじゃ何も持てん」

御子柴「わ、わわわわわわ悪ぃ!/////」

名無しさん「キョドりすぎだろw(暖かかったな・・・)」

御子柴「お前は冷静すぎるんだよ!///」

名無しさん「いやいや俺だって冷静じゃなくなる時だってあるわ、主に見る側だけど((」

御子柴「ずっと気になってたけどよ、お前好きな人とかいんの?」

名無しさん「は?当たり前じゃん」

御子柴「え!?いんのか!?どんな奴だ!名前は容姿は性格は!」

名無しさん「お、落ち着けよ、お前の好きな奴だってそこにいるだろ」

御子柴「・・・?」

名無しさん「二次元だ!!!(超笑顔)←」

御子柴「(聞いた俺がバカだった)」

〜その後〜

御子柴「悪ぃな、こんな時間まで付き合わさせて」

名無しさん「いや俺が勝手にいただけだし気にすんなって、それにしても春なのに寒ぃな・・・」

御子柴「そんな格好だからだろ、ブレザーどうしたブレザー」

名無しさん「あんな邪魔なの着るわけないだろ?」

御子柴「でもそれだと風邪引くぞ、よく見たらスカート短ぇし靴下も履いてないって見てるこっちが寒いわ」

名無しさん「動きやすさ重視だしな俺の格好は、だから春や夏が1番いいはずなんだけどな〜」

御子柴「昔はそんな格好してないんだし体が慣れてるわけないだろ、これ着てろって」

そう言って御子柴が着ていた上着を名無しさんに着せた(というか乗っけた)

名無しさん「!・・・いいのか?お前寒くないのか?」

御子柴「そうやって他人のことばかり心配するところは昔と変わってないな、長袖着てるしあんま寒くねぇよ」

名無しさん「・・・そうか、サンキュ((微笑」

御子柴「おう///」

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