長い旅(月刊少女野崎くん)
□第4号
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夢野咲子の漫画、『恋しよっ』
それはイケメン鈴木くんと、内気な少女マミコとの胸キュンラブストーリーである
〜学校〜
野崎「そろそろ新キャラを出したいから人間観察にでも行くか」
名無しさん「そういやヒロインのモデルって御子柴だったよな」
佐倉「モデルいないとどうなるの?」
ヒーロー:鈴木
友人:鈴木
ライバル:鈴木
名無しさん「(鈴木がいっぱいおる!)」
野崎「どうしても自分好みの顔になってしまってな・・・」
友人「マミコ!鈴木と仲良くなるなんてやるじゃないか」
マミコ「もう!からかわないでよ!」
ライバル「マミコは俺にこそふさわしいだろ」
鈴木「お前のように厭らしい顔した男にマミコは渡さない!」
鈴木「俺・・・2人みたいにカッコ良くないけど、この気持ちは負けないよ」
3人「さあマミコ!一体誰を選ぶんだ!?」
佐倉・名無しさん「「(どっちでもいいよ/わ!」
野崎「というわけで佐倉達の周りに誰か少女漫画っぽい奴っているか?」
名無しさん「俺は交流関係浅いからさ・・・」
佐倉「あっそうだ、瀬尾結月って子は派手かも!」
名無しさん「(はぁ!?)」
佐倉「ほら、今外で追いかけられてる子!」
野崎「ほう(モテキャラか・・・)」
教師「待てー!瀬尾ー!」
教師「逃げるな瀬尾ー!」
教師「今日こそは逃がさねぇぞてめぇ!」
野崎「・・・」
名無しさん「俺の言いたいことわかったか・・・?」
野崎「ああ・・・」
〜その後〜
瀬尾「いやー朝っぱらから先生に捕まっちゃってさー」
佐倉「何かしたの?」
瀬尾「知らない、少し話しただけで怒られた」
野崎「それは流石に教師が酷すぎないか・・・?」
名無しさん「いやどうせ余計なことでも言ったんだろ」
瀬尾「ん?てかB組の野崎じゃん、アンタデカいから近くにいると意外と邪魔だよな、何で最近千代と一緒に・・・あっわかった、ロリコンか!」
野崎「イラッ」
名無しさん「野崎落ち着け、気持ちはわかる」
佐倉「結月は何故か人に怒られやすいんだよね」
野崎「へぇ・・・」
名無しさん「何故かじゃねぇだろ」
モブ「見て見て結月!バイト頑張って買っちゃった!」
結月「へーすごいじゃん!あ、でも・・・このバッグ、隣の家のおっさんも持ってたわ、お揃いだね」
モブ「((殴」
佐倉「ね」
野崎「(わざとじゃないのか!?)」
名無しさん「おお、あの子やるな」
〜放課後〜
佐倉「見所は部活です!ほんとにカッコイイんだよー」
名無しさん「あいつのいいところって部活ぐらいしかないだろ・・・」
野崎「(絶対個人戦だろうな・・・)」
〜♪
名無しさん「(お、タイミングいいな)」
佐倉「異名だってあるんだよ!」
野崎「それより凄いなこの歌声・・・まるで天使の歌声((ガラッ」
瀬尾「〜♪」
佐倉「異名『声楽部のローレライ』」
野崎「(詐欺だ!)」
〜別の日〜
野崎「3人は随分タイプが違うよな・・・」
佐倉「そうだね、言われてみれば・・・」
野崎「きっと、仲良くなるまでに色んなことがあったんだろうな・・・(特に瀬尾)」
佐倉「(どうしよう・・・出席番号近かっただけなんだけど・・・)」
野崎「女の友情はぶつかり合いだよな・・・」
佐倉「結月はそうとして名無しさんは違うよー(そうとしちゃダメな気がするけど・・・)」
野崎「確かに佐倉と鬼桜は想像つかないな」
佐倉「名無しさんはね、クラスの中で孤立してて私から話しかけたんだけど、話してみたら結構面白い子だったんだ!それからちょくちょく話すようになって今に至るかな」
野崎「意外だな、鬼桜はもっと人と話すようなイメージだったんだが」
佐倉「私もそうだったんだけど、教室の中にいて誰とも話さずに休み時間とか終わってたね・・・何でかはまだわからないけど」
野崎「なるほどな、興味深いな」
佐倉「メモとペンしまいなよ!いや私も知りたいけど・・・」
名無しさん「お、野崎と佐倉じゃねぇか、何してんだ?」
佐倉「ちょうどよかった!今名無しさんのこと話してたんだけど、何でクラスの人と会話とかしなかったの?」
名無しさん「・・・さぁな、気分だよ気分、てかなんで野崎はメモしてんだよ、ネタに使うなよ」
野崎「す、すまん・・・」